回収骨材を使用したコンクリート、大臣認定ナシでOKに JIS除外規定解除
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国土交通省は6月14日、回収骨材(自工場から出荷後、使用されなかった戻りコンクリートから砂や砂利などの骨材を洗浄し回収したもの)を使用したコンクリートについて、建築基準法に基づく大臣認定を受けることなく建築物の基礎や主要構造部などに使用できるよう告示を改正し、 同日、公布・施行した。

同改正では、コンクリートが適合すべき品質に関する規格「JIS A5308(レディーミクストコンクリート)-2014」のうち、回収骨材を使用したコンクリートを除外する規定を削除した。

これにより、回収骨材を使用したコンクリートのうちJISに適合したものは、個別に大臣認定を受けることなく建築材料に使用できることになった。そのため、リサイクルによる環境負荷の低減が図られることが期待される。

管理方法含め、建築物の使用に問題なし

建築物の基礎や主要構造部などに用いる木材、鋼材、コンクリートなどの建築材料で、 国土交通大臣が告示で定める建築材料(指定建築材料)については、国土交通大臣が告示で指定するJIS(日本工業規格)などに適合するか、国土交通大臣の認定を受ける必要がある。

従来、同JIS規格のうち回収骨材に関する規定については、建築材料として使用する場合の管理方法などの知見が得られていなかったことから、国土交通大臣の告示では適用を除外し、回収骨材を使用する場合には個別に国土交通大臣の認定を受ける必要があった。

今般、同省において、JIS A5308-2014に従って品質管理された回収骨材を使用したコンクリートについて、建築物での使用に問題ないことが確認されたため、告示が改正された。

(出典:環境ビジネスオンライン)


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